一番大きな点は、まず英語が必ずできるとう点につきます。
ググるのもすべて英語、英語のドキュメントを読んでエラーを解決していく。
これは、ベトナムのプログラマーはすべて、情報工学の学位を持っているという事が大きい。
なぜ学位を持っていると英語話せるか?というと、大学の講義が英語で行われるのである。ハノイ工科大学の場合(日本の東京工大)、7割が英語でのカリキュラムです。
テストの問題も英語で出題される。レポートも英語で提出をしなくては行けない。
これが一番の違いで、この英語の差で、おおむね日本人よりできる人が多い。
ベトナム人エンジニアの単価について
私の知る限りですが、プログラマーの給与は
5-8年経験phpエンジニア 13-18万/月程度
2-4年経験phpエンジニア 6-8万/月程度
5-8年経験 swiftエンジニア 15-18万/月
5-8年経験フロントエンジニア 12-15万/月程度
2-4年経験フロントエンジニア 6-8万/月程度
10年以上の技術責任者レベルになると20-35万程度が基準になります
最近は、エンジニアの給料が高くなる傾向があります。
理由はアメリカから支店を出しているからです。
社内の会話もベトナムのエンジニアは英語話せますし(なまりは結構ひどい)、日本より単価は安いし、仕事はできるし、日本人のように勤勉ですし。
ただ、話していると時々わからない言葉がある。
だたバス、だたバス??
実はデータベースのことだった。笑
ちなみに日本語で、データベースといっても、アメリカ人には伝わらない。
デイトベイスと発音し、はじめのトーンを上げないといけない。
1プロジェクトのメンバー構成
最近、お付き合いしているところはだいたい以下の人数で開発しています。
フロントエンジニア 2人 TypeScript
バックエンドエンジニア 2人 PHP Java等
AIエンジニア 1人
アンドロイドエンジニア 2人
iOSエンジニア 2人
合計9人で、これはグーグルなどと同じ考え方です。アメリカの会社ですしね。
10人以上あつまってもいいものはできないと、、、
このあたりが日本との違いです。
日本では、人数が評価されます。
理由は、入札の仕組みがそうなっているからです。有資格者が何人いるとか、資本金の額など、建設業界と同じ基準で評価されます。土木立国の日本ですから、ITのことを理解した人が役所にいないのが一番大きな理由です。上級国家公務員試験など受ける人は、プログラミングなんか勉強していたら合格できません。日本はIT音痴な人しか政府の高い立場につけないという構造的な問題があります。
話がそれました。
ベトナムエンジニアと日本のエンジニアの一番大きな違いは
英語ができるという点でした。
次回は、プログラム言語についてお話します。