この事例では、コロナでいま予約が多い、PCR検査の場合を考えてみます。
こちらの病院ではPCR検査を受けるまでの動線がよくありませんでした。
予約フォームを見てみましたが、会員登録をしないと予約すら確認できない状態でした。
仮にユーザー登録をして、送られてきたメールから、ログインして、PCR検査がいっぱいで予約できなかったらどうでしょうか?
その時点で、ユーザーは申し込まないものです。
このサイトの、下記ページを見る限り、PCR検査の数もこなせていないようですね。
こちらのクリニックは、PCR検査、200-300人もの大勢の検査ができるようです。すごいですね。
PCR検査、いいところだったのでリンク掲載しておきます。
なにがすごいのでしょうか?
Lineで予約できるのです。
私も利用してみましたが、これは便利!
必要事項をタップするだけで予約できます。
もし1日200人のPCR検査を受注できるとすると、売上は約800万/日になります。
仮に、200人の検査希望者をLineアプリを利用せず、メール対応すると、どれだけの従業員が必要でしょうか?
スタッフ5人は必要では無いでしょうか?
人件費は、概算でこうなります。
5人☓20日☓1万円(日当)= 100万円/月額
必要になります。
仮に、Lineアプリ作るのに200万かけても十分に採算にあいます。
上記2つの例は、如実に物語っています。
1つは泌尿器科、1つは小児科
小児科のほうが優れていたから、PCR検査をたくさん受託できたのでしょうか?
違います。
ちょっとしたITの知識があるだけでいいのです。
よし、それなら我が病院もラインアプリつくろう!
といっても、遅いかもしれません。
治療薬ができたらどうでしょうか?おそらく検査数は激減すると思います。
この半年の間に、対応する必要があるのです。
でも忙しい。そんなこと気づかないよ!
と病院の先生は言われるかもしれませんね。
素人が見積もりを取ると、ぼったくられます。
受託開発の価格は、知識があるほど、値切ることが可能になります。
また、ネットで安い!といって出してみたら、結局できなかった。という話はよく聞きます。それは、知識がないのに、値切っていたからです。
またSES(派遣でプログラマー送ってもらうこと)で800万かけたけど、結局できなくて、きちんとした業者を探して作ってもらった。そこで840万かかった。始めからいいところに出しておけばよかった。
というのはよく聞くはなしです。
月初めに、ミーティングの時間をとり、何をどこまで作るか、決めます。
アジャイル開発ですので、2週間に1度動くものを見せます。そこで、userの感想も聞くことが可能です。
受託開発で依頼したけど、できたものが違っていた!というトラブルをなくせます。