そこは週に3日、お昼の12時位から空いているのですが、ラーメンが品切れになったら終わる店です。
たまたま13:00くらいに行って最後にラーメン食べれました。実際そのあと5分後に着た人はもう終わりましたと入店を断れれていました。
その時には入口には「本日閉店」の札がかかっていました。
ここでうまいなと感じたのはラーメンよりも経営方法です。
確かにラーメンも美味しい。素朴な中華そばです。田舎にあります。
でも毎週土曜日には行列ができて店の外に15人は行列がならんでいます。
そして並んでいたとしても、ダシがなくなるとラーメンの提供は終わります。
それで土曜には沢山の人が並んでいます。
利益 = 売上 - コスト
会社の給料が低いのは、経営者が悪いからだと思います。
利益を上げるには、
ということになろうかと思います。
この中で一番簡単なのはコストを下げることで、コストを下げると売上が変わらなくても利益は上がります。日本では厚生年金に入りたいためにサービス残業も厭わない風習があります。
ですから多くの経営者が、何も考えずにできるこのサービス残業を選びます。
そうすれば利益が上がるからです。
でも今日ちょっとおもしろいと思ったのは、今日行った、いなかのラーメン屋さんです。
まずコストが低い。街中で同じようなラーメン店の家賃のおそらく1/10くらいか、自己所有物件かもしれない。固定費が安いというのはどの業界でも利益を上げることのできる手法です。
また、従業員の働く時間が短いので当然人件費も下げることが可能。
しかも、この店の特徴は
をつけている。
そのため土曜日にはいつも行列ができています。
たぶんあの店が、火曜日から日曜日まで毎日8時間営業していても、おそらく現在と同じくらいの売上だと思いました。
なぜなら、いつでも食べれる=>希少価値がなくなる=>行列してまで食べに行かなくていい=>街中のラーメン店でいい。
結果として、営業時間を伸ばしても、それほどお客が増えないのではと考えました。特に田舎の道路沿いですから、、
土曜日にはそのお店に20km離れたところからお客さんが高速に乗ってくるのです。これも希少価値だからだと感じました。
またメニューもシンプルでした。普通のラーメンセットはラーメンとチャーハンがセットになりますが、この店は白米のご飯と漬物です。
ですから生産コストも下げている。
結果として利益も上がり、社員の給料も上がり、良質な従業員が集まる。
しかも働く時間が短いため従業員が集まりやすい。残業など無縁の職場環境です。
飲食店は立地が命と言われていますが、ちょっと目先をかえてみればいろいろと利益は出るものだと感じました。
ではまた