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SEO対策の手順

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最近サポートしている会社が、そもそもSEO対策が全くなされていない会社で驚きました。

どうしてだろうと不思議に思いました。その会社というか業界は常に人手不足です。

しかし同じ業界でも社員がいるところもあります。やはり都会や資本のあるところはきっちりとIT化を勧めているなと感じました。

今回はSEOの話ですが、いきなりですが、そもそもSEO対策をしても効果がない業界というのがあります。

それは下記業界です。

  • 役所からの受注で成り立っている業界(土木工事・測量など)は技術者の数で評価されWEBサイトは評価項目に入りません。
  • 2. 地域密着型のサービス業

: 小さな町のクリーニング店やローカルな修理業者

原因:
地域密着型の業界では、SEOによって全国的な検索順位を上げても、実際の顧客範囲は狭い地域に限られます。多くの顧客はオンラインで検索せず、通りがかりや口コミでサービスを利用することが多いため、SEO対策だけでは売上増に直接的にはつながらないことが多いです。この場合、地域向けの広告やローカルSEOの方が効果的です。

  • 3. B2B(企業間取引)の特定市場

: 産業用部品の製造や卸売業

原因:
B2B業界では、決定権者が限られており、検索エンジンで情報を探すよりも、既存のネットワークや展示会、直接的な営業活動が新規取引の決め手になることが多いです。

特に企業間の大口取引では、SEOで新規リードを増やすよりも、長期的な関係構築やオフラインの営業戦略が売上に影響を与えるケースが多いため、SEOの効果が売上に反映されにくい傾向にあります。

これらの業界では、SEOだけに依存せず、口コミや直接の営業活動、顧客との関係構築など、他のマーケティング手法を組み合わせることが売上向上に効果的です。

しかし上記以外の会社ではSEO対策をしっかりとすべきでしょう。

その理由としては近年の人材不足があります。良い人材を集めるのに必ずしもよいWEBサイトが必要というわけではありませんが、もしWEBサイトがなかったり、あったとしても全く更新されていない、またはインスタやX(ツイッター)がないとしたらどうでしょうか?

すくなし今のz世代は働きたくない会社と考えるでしょう。ですからWEBサイトはもちろんSNSの最適化も必要です。


次にSEO対策が必要な会社で行うべき重要な点として、以下の3つが挙げられます:

  1. キーワード最適化
  2. コンテンツの質と量の向上
  3. バックリンクの獲得

1. キーワード最適化の手順

  • キーワードリサーチ: Google Keyword PlannerやAhrefsなどのツールを使用して、ターゲットオーディエンスが検索する可能性の高いキーワードを特定します。
  • キーワードの選定: 検索ボリュームが高く、競合が少ないキーワードを選びます。同時に、ビジネスと密接に関連するキーワードを選ぶことが重要です。
  • ウェブサイトの各ページでのキーワード最適化: タイトルタグ、メタディスクリプション、ヘッダー、本文に適切なキーワードを配置し、自然な流れでキーワードが盛り込まれるようにします。

2. コンテンツの質と量の向上

  • ユーザーに価値を提供するコンテンツの作成: ユーザーの疑問や問題を解決する内容を中心に、情報提供型のコンテンツを制作します。
  • コンテンツのフォーマット: 読みやすさを考慮し、段落を短く保ち、見出しや箇条書きを適切に使用します。
  • 定期的なコンテンツ更新: ウェブサイトを常に最新の状態に保ち、新鮮な情報を定期的に提供することで、Googleのクロール頻度を高め、SEOランキングを向上させます。

3. バックリンクの獲得

  • 品質の高いリンクを獲得: 他の信頼できるサイトからのリンクを獲得することで、サイトの信頼性が向上します。
  • ゲストブログ投稿: 業界内の他のブログやウェブサイトでゲストポストを書き、その記事内で自社のウェブサイトへリンクすることで、バックリンクを獲得します。
  • リンクバイトの作成: インフォグラフィックや研究報告書など、他のウェブサイトが自然にリンクしたくなるような価値あるコンテンツを作成します。

これらの手順を適切に実行することで、SEOの効果を最大限に引き出し、検索エンジンでのランキングを改善することができます。

また何よりも新規従業員の獲得にもつながります。これは大きいです。

ですから専用のWEBコンテンツ部というのが小さな会社で会ったとしても必要です。

別に特殊な技術が必要なわけではありません。パートの主婦を一人雇用することで解決できます。

弊社ではそのようなパート従業員がWEBコンテンツの定期的なメンテナンスができるまでサポートいたします。


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