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IT部門の人材育成で二人同時に採用する理由

未経験者を取ったことがある企業は結構あります。

だいたい全体の会社の70%だそうです

しかし、およそ1年以内に40%が辞めてしまうそうです 。

IT人材育成の問題点

その理由の1つとして、先輩に聞きたくても質問ができない。ということがあります。

新人は、何がわからないことが、わからないのでそもそも質問しにくい。ということもあります。

さらに IT 部門を新規で社内に立ち上げようとする場合、教えることのできる先輩が社内にいないことが多いです。

そうなると、わからないことを自分で調べなければいけない。調べ方もわからない。先輩に聞ける人がいない 。

せっかく新人を入れて、一年かけて、お給料を300万円以上支払って、その社員が辞めてしまうのは大変もったいない事です。

それで、2人一組で採用します。

二人でいると、わからないこともお互いが、調べあったり助け合うことができます。

以前、コンサルタントした社会は、うちは小さいので、一人でしか雇えないと言って、新人一人を採用しました。

私は、2人入れるようにと提案したのですが、給料面で2人は難しいとのことでした。

そこはデザイン事務所でしたので、周りは女の人ばっかりです。

25歳くらいの、若い男性でプログラミングのセンスもありましたけども、

会社に行っても話す人がいない。

雑談する人もいない。

プログラミングで分からないことがあっても相談する人がいない。

彼は、社内日報管理のシステムを最初に作っていましたが、作ったものに要求はされる。

結局彼はある程度できる人でしたので、だったら別に会社に来なくてもいいや。

ということで、辞めてしまいました。

こういった事例からも二人一緒に、採用するのはとても大切です。

プログラマの人材育成をする場合、デザイナーなどは社内にいる方が望ましいでしょう。

会社がデザイナーや、営業がいて、その上でコーディングは、新人にやってもらう。

そういった分業体制を確立すると、孤独感も無くなりますし、会社に来ている意味もあります。

また、社内に初めてIT部門を設立する場合、外部の教育サービスに委託することでコストの削減が可能です。

できるエンジニアを雇って、後輩の指導ができる人になりますと年間500万〜700万のお給料が発生します。

そうではなく、月額4万円から8万円程度の外部サービスを使って、教育をしてもらうことができます 。

まず期間は3ヶ月~ 6ヶ月必要です。

毎日必ず1回の指導時間を取ります。30分-1時間です。

IT人材育成 第1段階

毎日1回のミーティングで、疑問を解決してもらう。

やりたいこと、それに対してできない事。

調べたこと、試したこと。

そういうことに対して質問できる能力が必要です。

手取り足取り教えるというのはやはり難しいです。

そのような人は適正がないと言えるでしょう。

会社の方には、毎週報告をあげますので、社員の教育の進捗も管理できます。

また、適正のない人についても報告しますので、無駄な人件費をかけることもないでしょう。

人材育成 第2段階

そして自分で調べる習慣がついてきたところで既存のソースの調査方法

検索ワードの選び方

リファレンスの読み方。

人材育成 第3段階

そして3段階目としてエラー対処手順を理解します

よくあるエラーの原因

ログの読み方

システムの成り立ち、構成。

それとも理解しておく必要があります

3ヶ月~6ヶ月後に、新人が一人でこれができるようになれればこれはとても良いことです

とりあえずここを目指すと良いでしょう

コネクト ではそういった IT人材サポートもしております。興味があればご連絡ください 


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