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チームで物事を決めるときに考えること

チームで物事を決めるとき、どうやって決定したらいいだろう?

自分の意見とメンバーの意見がある。当然違うはず。

頭の中で、まず自分の意見を決めておかないといけない。

どうやって折り合いをつけるのか?

ディスカッションをするのは当たり前。

着地はどうやって決めるか?そこが大切です。

チームで決定する時、着地の方法は、下記2つがあります。

1-時間をかける

2-多数決

当然、多数決は、メリット、デメリットを洗い出して多数決をする

明らかにまずい方向に、多数決で決まったらどうする?

自分に折り合いをつけないといけない。

とりあえず、やってみよう!

だけど、くつがえすこともある。そのために、早めに振り返る。

明日1日やってみて!

と声をかけるけど、最終的にはリーダーが決める。これが理想

ITの時代1990年から、日本は急速に失速した。

これは、多数決文化によるところが大きい。

アメリカは違う、中国も、韓国も、、、1人の権限を持つ人が決めたら、決まる。他の人は文句を言う立場にいない。大統領に、文句言いたいなら、4年後の大統領選挙に勝ちなさいと、、、

日本では、多数決文化があり、マジョリティーの意見が大切にされる。間違った方向に進むことは少ないけれど、決定までに時間がかかる。ITの新規サービス開発においてこれは致命的な欠点。


話がそれました。今日はチームで物事を決めるはなし

リーダーが決めるとうことは、わかった。

でもチームに不満がたまることもある。どんなときだろう?

リーダーが場当たり的に行動しているとき。

不満がたまる。

回避するためにはどうしたらよいか?

決定する指標が必要。

決定した理由を説明する。

結果だけでなく、基準を説明する。

基準を説明することで、チームメンバーも納得する。

こんなことがありました。

あるベンチャー企業で、ある新しい分野のマネジメントシステムを開発している時、リーダーが、チャット機能をつけたいと言い出しました。

エンジニアの人たちは、Slackもあるし、ラインのようなツールもある中で、なぜ、このシステムにチャットが必要なのか?Slackを利用したら行けない理由は何なのか?

チャット機能といっても、1対多のコミニケーションを含めるのか?1対1なのか?その個人チャットは全員が見ることが可能なのか?、、、

決めるべきことがたくさんありました。

そこであるメンバーの一人が、

“リーダーが営業をして実際の企業に行っている。そこでの問題も見ているはず。どんな問題を解決したくて、今回このチャット機能をつけようと思ったのか?”

その理由を説明してくださいと質問しました。

そしたら、リーダーは明確な答えを持っていなくて、ただなんとなくチャット機能がついたら、いろんなことができて良いな。というくらいにしか考えていないことが、わかりました。

メンバーのモチベーションは当然下がります。

こんな事が続くと、チームは崩壊します。

でもそのリーダーは賢かった。自分がよく考えもせずに、新規機能の相談をしていたことに気づいて、それからは、新規機能を提案するときは、必ず理由、基準を明示することにしたのです。

こんな実例からも分かる通り、チームで物事を決定する時、リーダーはその基準を説明することが大切です。


チームで物事を決定する時、意見を書くことは大切です

そのために、ホワイトボードがある。

ホワイトボードに書かせると、平等に意見がでてきます。

意見をかいてください!

といってみる。

意見を言うのと、意見を書くのは全く違います。

意見を言ってくださいといっても、内気な人は、良い意見を持っていても言い出しにくい。

また変に空気を読んでしまい、今は言わないほうがいいかも、、、という、決定に一番必要な意見が出てこない

よって、決定が、間違ったものになります。これは、日本でよくあること。これを回避する方法は、、、、別のときに記事にまとめます。

ちなみにグーグルには、巨大なホワイトボードがあり、社員の誰もが書き込みできる。

最初の発散のプロセスを書くことにより、発散させる。

そもそもリーダーはポジションではなく、ファンクション。つまり機能。

リーダーの仕事は、決める!ということ

リーダーはチーム全員を監視する、また朝には他のメンバーがテーブルを拭いてくれる。ような立場ではない。

リーダーはチームが前に進むための機能です。

自分にあった、リーダーシップを取ることが必要。

ある時は、黙ってみる。

ある時は、はなしてみる。

意識してリーダーを変えると、学ぶことが多いです。

今日は、チームで物事を決定するときに考えることについて書きました。

ここまで読んでいただいて、ありがとうございます。


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