こんにちは、トクハラです。
今日は、日本が欧米,中国にくらべてITの分野に弱い理由について、自分なりの考え方をまとめてみたいと思います。
私の知り合いのコンサルタントの方は、大手企業の役員のコンサルタントをしています。
どうすれば新規事業の画期的なアイデアが生まれる方法か?
顧客のニーズをどのように洗い出すか?
などの手法について大手企業で研修をしています。
で私は、そこで感じました。
その研修の生徒は、大手企業の役員ですから、ほとんどが50歳前後の人たちです。
どうしてこうなっているかというと、若手は現場で仕事。
会社の経営方針や、新規事業を決めるのは、経営陣の仕事。
と昔からの日本の決まり事なのです。また年功序列のため、20代が大手企業の役員になることはまずありません。
これが、良くないと思うのです。
50歳でどんなに頭のいい人が頑張っても、20代の若者の発想力にはかなわない。
無駄な努力です。
先日2020/9月 藤井聡太棋聖(18)が 木村一基王位(47)に勝ち、4連勝で王位になったのがニュースになりました。
若いからすごいと言われているようですが、私は、木村棋士が、可愛そうで仕方ありませんでした。47歳がどうやっても18歳に勝負して勝てるわけないのに、、、
これを弱いものいじめと言わずして何というのか?かわいそう、、、涙
まあ、王位について給料もらっているから仕方ないよね。
プログラミングの世界では、地頭の良さが必要です。
そして、悲しいかなどんなに秀才でも、年齢とともに衰えます。
今までの、自動車産業のように、人のまとめ役としてなら、50歳過ぎても、その経験値で十分に働く場所はあったのです。
でも、ITがすべての産業において、主軸になりつつある今、その世の中の仕組に会社の仕組みが、ついていけていない日本が、ITの分野で遅れているのは当然なのでは無いでしょうか?
ビル・ゲイツは高校生でもうプログラミングで稼いでいました。ザッカーバーグしかり、みな若手(20代)が面白いと思ったことに挑戦してきた結果では無いでしょうか?
日本では、ひろゆき(2ちゃんねる)、堀江さん(Line、ライブドアのゴタゴタで韓国企業に買収されましたが)みな、20代で作ってきました。
そして、若い人に、チャンスと権限を与えない限り、日本のITは弱いままです。
昔は、江戸時代の終わりだけど、、若い人に任せようという気風があったように思います。
長州藩がイギリスの船に発砲した事件、下関戦争がありましたが、負けたあと、交渉に立ったのは、高杉晋作20代でした。 高杉晋作は、断固として彦島という島の租借は許しませんでした。もし、譲っていたら、中国の香港のようになっていたかもしれません。
何はともあれ、若い人に任せよう、というのは遠い昔の日本にはあったような気がします。