製品企画コンサルティングが必要な理由

なぜ、製品企画のコンサルティングが必要なのですか?


画期的なアイデアほど、大企業では、具体化されにくいからです。

Aこれは、about_usでも述べましたが、基本日本人には、全員一致で物事を決めるという珍しい国民性があります。

そのため、新しい物、企画を思いついた時には、必ず前もって上司に相談しないといけません。
そこで、たまたま良い上司が存在したとしても、またその上に企画を挙げないといけません。更にその上、そのまた上と、最後には、取締役会まで行きます。さらにそこには派閥があり、企画の良し悪しより、人の好き嫌いで物事が決定されます。

そのようなところで、画期的な商品が出てくるわけがありません。

そこの全員を説き伏せないと、製品開発にGoサインが出ませんから、日本から新しい物が生まれることはまず無いですね。ただ、既存製品の改良には、必ずOKがでますので、日本企業は、すでに存在してる製品のクオリティを高めたり、小型化することは非常に得意と言えるでしょう。

Qなるほど、ですから製品企画のコンサルタントが必要なのですね。具体的にはどのように企画を提案するのでしょうか?

A日産のGT-Rが良い見本だと思います。ゴーン社長は、水野さんという優秀な、エンジニアにすべてを任せました。ゴーン社長の直属の命令ということで、水野さんは、社内の人材を自由に利用することができました。そして、今までにない自動車GT-Rは、世界中で大変人気となりました。

水野さんは、仕様から、売り方から(まず富裕層のアラビア諸国の王族に売り込んだ)すべてを自分で決めることができました。社内の派閥に邪魔されることはありませんでした。それで、素晴らしい車を作ることができました。ここでポイントなのは、日産の中に人材がいなかったわけではないという点です。優れた人材は、すでに日産内部にいました。しかし権限が、能力のある個人に与えられていなかったために、良い車が開発できなかったのです。

このような例にならい、日本の大企業病とも言える、社内の派閥に邪魔されることなく、社長直属の組織を作っていただき、それから製品の企画に入ることになると思います。

ただ、日本の大企業の社長は、サラリーマン社長で、社長自身が権限を持っていないことが、多いですからそこは、確かに難しいところかもしれませんね。

笑い話ですが、アメリカの企業と日本企業の社長が業務提携の話をして、合意しました。

日本の社長が、「契約は、了解しました。ただ日本に帰って社内に一度確認しないと行けないので、少し待ってください」と言いました。アメリカ企業の担当者は「お前は、社長ではなかったのか?私は誰と話をしていたのだ?」という話がありました。

日本では社長といえども、社内の幹部の意見を聞かないと、前に進まないのが実情です。


Q 大変興味深い例ですね。その他にもコンサルタントが必要な理由がありますか?

A-それについては、別の記事で述べたいと思います。